CEP(カテゴリーエントリーポイント)を活用した地方マーケティングのすすめ!!

CEP(カテゴリーエントリーポイント)
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CEP(カテゴリーエントリーポイント)ってなに?

CEP(カテゴリーエントリーポイント)を簡潔に説明すると『人がその時の状況や気持ちの中で、そのカテゴリー(商品やサービス)を思い出す瞬間』の事です。

例えば…
  • 今日は気温がとても暑いから、かき氷を食べたい
  • 明日は友達とパーティーだからピザを頼もう
  • 多忙な日々が一段落ついたから、温泉でも入ってのんびりしよう!

人は主に指名ではなくそのシーンやその時の気持ちで、商品やサービスを思い出すことが多く、そこを上手く利用すれば、マーケティング効果を高める事ができます。

CEPが齎す地方マーケティングの効果は?

地方マーケティングでは予算や範囲が限られている中で、如何にユーザーに『思い出してもらうこと』がとても大切となっています。

観光地を例とすると…
  • 【飲食店】→観光に来たんだから、あの特産品を使用した料理が食べられる〇〇店に行こう!
  • 【お土産】→観光の思い出に、ここでしか買えないお土産を〇〇店で買っていこう!
  • 【宿泊施設】→ゆっくり観光を楽しむために、のんびり温泉に浸かれる〇〇旅館に泊まろう!

集客のカギは、特定のタイミングで思い出してもらえるかどうかが、とても重要となっています。

CEPを地方マーケティングに活用していく

CEPをどうやって地方マーケティングに活用していけばいいのか?下記に施策を紹介していきます。

オリジナルのフレーズのCEPを作成する

インパクトがあって思い出しやすいオリジナルのフレーズを作成しましょう!

  • 「頑固親父が作る、一口で恋しちゃう〇〇ラーメン」

→どれだけのインパクトとそのイメージをユーザーの記憶に残すことができるかが重要です。

SNSでユーザーが共感する瞬間のCEPを作成する

SNSでは、画像や文章からその状況が思い浮かび共感できる投稿をしましょう!

  • 富士山の写真と「静岡県で唯一この景観の富士山が見える〇〇旅館」

→ここでしか体験できない特別な景色を伝えることで、行ってみたいという記憶を作り出すことができます。

地元民の暮らしの中からCEPを作成する

地元民向けの商品やサービスの場合は、日々の暮らしの中にあるポイントからCEPを作成しましょう!

  • 「忙しい時の夕飯に困った場合は、〇〇弁当をテイクアウト!」

→日常生活に合わせた起こりやすい困り事などの、あるあるに対して寄り添うことが大事です。

特定の季節やイベントに応じたCEPを作成する

時期限定のCEPを作成する事で、その瞬間でしか味わえない特別な思い出を印象づけることができます。

  • 「花火大会の前は、大切な人と過ごせる涼しい〇〇カフェで一服」

→この時期だけの特別な思い出を季節感やイベントなどを強調したCEPが大事です。

地方マーケティングは『思い出してもらう』が最重要

CEPは、お金をかけなくても『人の記憶』に訴えかけるマーケティング戦略です。地元住民の声を聴きながら、地元の財産の歴史・文化・自然をどう活かしていくか、どう思い出してもらえるかが、とても重要となっています。CEPを上手く活用できれば『指名される商品・サービス』を予算をかけずに生み出すことができます。

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